「お前がナンバーワンだ」他を圧倒する究極の痛車たち
車のボディにさまざまな派手なペイントを施している「痛車」に乗っている時点で、すでに「他とは違う」という優越感を得られると思いますが、その中でも他の痛車と同じように見えたのでは面白味が足りないのではないでしょうか。
「痛車」オーナーの中には、より他の痛車とは違う車にしようと、さまざまなオリジナリティーを出している人も少なくありません。
■みんなが好きなキャラを描く
こちらは宮崎アニメの「天空の城ラピュタ」の名場面です。
アニメオタクしか知らないようなキャラクターが描かれた「痛車」が多い中、このような国民的アニメ?が描かれていると大人も子供も、思わず注目してしまいます。
決して「イタイ」感じはしないので、もはやこれは「痛車」とは呼べないかも知れません。
こちらはディズニーキャラですね。
もともとが車のキャラクターなので、小さな子供は本物と間違えてしまうかも知れません。
著作権が気になりますが、これはF1の耐久レースのスポンサーであるディズニーが宣伝のために持ち込んだものなので、心配はありません。
ただ、自分で作成するのは無理だと思います。
それから、フロントガラスの部分はサンシェードになっているので、運転時には取り外すため車検や道路交通法にも引っかかることはありません。
■スーパーカーを痛車にする
ただでさえ注目度の高い痛車ですが、そのもととなる車がスーパーカーとなると、その車の形の派手さ加減から、ますます注目度はアップします。
お金はもちろんかなりかかりますが、フェラーリやランボルギーニを痛車にすると、他を圧倒しる仕上がりになります。
こちらはイタリアのラリーカー「ランチアストラトス」にゲームのキャラクターの「マブラブ」を描いたものです。
実はこのキャラクター、ゲームの中で「ランチアストラトス」に乗って登場するそうで、アニメ好きにはたまらない痛車です。
こちらはランボルギーニ「デジアブロ」に「C3-シーキューブ」というライトノベルのキャラクターが描かれています。
ドアが上に開閉するガルウィングなので、乗り降りの際には派手さがより一層際立ちます。
■「ラブライブ!」で目立つ!
アニメ「ラブライブ!」のは小学生から大人までの幅広い年齢層から、高い人気を博しているので、痛車のイベントで見かける率もかなり高くなっています。
このように同じキャラクターで作った痛車でも、さまざまな工夫で周りに差をつけることができます。
こちらは後ろにスピーカーをつけて、キャラクターたちがライブしている様子が作ってあります。
後のドアを開けなければ分かりませんが、こういうイベントの時の注目度は120%以上と言えます。
■誰もが怖がる痛車とは?
ミステリーやホラーを扱ったアニメを題材にして作った痛車もあります。
こちらは「ひぐらしのなく頃に」を扱った痛車です。
車のボディすべてに血しぶきがかかっています。
こちらは後ろから人の脚が出ています。
車の中には血まみれの首が吊ってあります。
これが近所を入っていたらびっくりしますね。
何度も警察官の職務質問に合っているというのもうなずけます。
■オタク度が高すぎて注目?
オタク度が高すぎて、他の痛車に大きく差をつけて注目を集めるパターンもあります。
こちらはどう見てもパトカーを痛車にしたとしか思えないクオリティです。
展示されていたものですが、公道を走ったり車検に通したりすることができるのか謎です。
こちらはかなり有名な痛車です。
アニメのキャラクター“シャナ”とキスしている“けんすけ”はこの車のオーナーなのです。
発想は面白いんですが、ここまですると女性のみならず男性も引き気味になるのではないでしょうか?