え、意外と安い?痛車作りの制作費を徹底分析!!

自分の車を痛車にする場合、基本的にはステッカーが必要になります。
パソコンに取り込んだイラストを、自分で印刷してステッカーにして車に貼れれば、値段は数千円程度で済むと思いますが、当然ながら車のボディに貼ってもはがれにくい素材にしなくてはいけませんし、ドアやフロント部分などの広い面積に貼れるくらいの大きな印刷物は、普通のプリンターでは無理です。

そのため、最近では専門の業者がたくさん出てきています。
ステッカーだけ印刷してくれる業者もあれば、デザイン・印刷・施工までやってくれる業者もあります。

■痛車ステッカーを作るには?

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ステッカーを作るには、まず画像を決めなくてはいけません。

どのキャラクターを使うか決まったら、著作権がある絵の場合は使用許可をもらわなくてはいけません。
業者によっては使用許可を代行してくれるところもあります。

次にデザインを考えます。
キャラクターだけを切り抜いて車のボディに貼るか、それとも背景をつけたり、文字を入れたりするのか、徐々にはっきりとした形に構想を組み立てていきます。

デザインが決まったら、貼りたい場所のサイズを測ってステッカーの大きさを決めます。
ステッカーの大きさを決める場合、画像のアスペクト比(縦横の比率)が変わってしまうため、縦か横のどちらか片方のサイズだけ指定すれば、自動的にアスペクト比に沿って自動計算してくれます。

アスペクト比を無視して縦横のサイズを指定してしまうと、せっかくのキャラクターが太ったり痩せたり見えてしまうので注意が必要です。
ステッカーにもいろいろな種類があります。

ボディに貼るのはフルカラーステッカーですが、印刷代の他にラミネート加工代もかかりますし、水貼り用と乾燥貼り用などがあります。
リアウィンドウや後部座席の窓用のシースルーステッカーというのもあります。

イラストが入っていても視界が確保できるというものです。
この他、印刷面が反射するステッカーや、デザインに合わせてカットしてくれるカッティングステッカーもあります。

また、貼って剥がせるステッカーもあります。
貼って剥がせるタイプは、普段通勤などで車に乗る時は貼らずに、休みの日に出かける時だけ貼るといったことができます。

糊ではなく、水で濡らすとガラスの表面に吸着するようになっています。
貼るのに1分、剥がすのに3分程度しかかからないようです。

ステッカーは印刷のみの他に、輪郭カットを頼むこともできます。
細かいカットが必要な絵柄の場合には、数万円のカット料がかかることもあります。

■デザインから施工まで頼むと?

ステッカーのデザイン、印刷、施工の全てを頼むと下記のような料金になります。

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使用するステッカーの種類や、施工業者によって多少値段の違いはありますが、総額で約30万円くらいあれば愛車を痛車にすることができます。
料金をなるべく抑えたいのであれば、車の色を利用して、キャラクターの部分だけをステッカーにするという方法があります。

この方法なら、軽自動車で15~20万円、普通車で20~25万円、ワンボックスで30万円前後が相場です。
キャラクターに背景を付けて、車のボディの形にステッカーを切り取って、車全体を覆うような場合は、それぞれ20万円くらい高くなります。

■自作ステッカーが一番安い?

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もっとお金をかけたくないという場合は、自作ステッカーがおすすめです。

自宅のプリンターで印刷することになると思うので、サイズはA4、大きくてもA3になってしまいますが、上手にイラストを組み合わせればそれなりのデザインに見えます。
ステッカーはだいたい1,000円前後で買えるので車全体にステッカーを貼ったとしても、3~5万円程度しかかからないようです。